【キタカミプロローグ】クマ駆除のクレームをすんなり受け入れた環境【最終レート1627/1237位】
【はじめに】
キタカミプロローグ、お疲れ様でした。WCS2023を間近で観戦してから挑戦しようと思い立ち、ダブルバトルを始めました。ちょうどDLCが解禁され、公式のインターネット大会もレギュレーションがダブルバトルだったので良い機会だったので参戦しました。使用したパーティの構築記事です。
【環境考察】
単体
展開
+らの雨パ
+らの晴れパ
フレガによる積み展開
壁による積み展開
らのおいかぜ
らのトリル展開
ら展開系のアタッカー
補完
サイクルパーツ
妨害系
コンボ
、など
展開系のアタッカーは低〜中速が多く、練習会でもトリル軸が多かったため、展開される前に上から制圧できればおいかぜ軸の方が強いと考えた。1回練習会で雨パを使用してみたが、絡め手などで簡単に崩されやすく、おいかぜやトリルで簡単に返しが利くのであまり通りが良い印象は受けなかった。
【構築経緯】
雨展開+壁展開の構築でちょろっと練習会に参加し、ざっくり考えていたのは↑の内容。環境に強力なワイドガード持ちが少なく、技の通りが良いのでを主軸に考えた。当初はの壁展開からによるトリックルームをベースにした。裏選出として壁展開と合わせてさらに場持ちが良くなると考えたためを採用。みず技の一貫を切りたかったのでを採用。
この時点での並びで練習会に参加した。
この段階でが非常に重かったので色々対策を考えていた時に、構築相談でがどうやら強そうということで丸パクリ。の対面で最遅の同速になることも多く、何よりトリルは優先度–7という仕様上展開の難易度が高いと判断され、尚且つSに振り切ったが練習会などで見受けられなかったためトリックルーム軸をやめ、おいかぜ軸に変えた。でんじはとおいかぜによる柔軟なS操作が可能で有りそれが先制でできて他にも優秀な補助技を持つを入れようと思った。と違ってうそなきを使えるため、S操作だけでなく火力面でもをアシストできる点で非常に魅力を感じた。の壁+すてゼリフで盤面のダメージコントロールが図れると踏んでを抜いた。
こうしてこの並びが完成した。
【構築紹介】
オーロンゲ
テラスタイプ:はがね
特性:いたずらごころ
性格:ずぶとい
努力値:244-0-252-0-12-0
実数値:201-123(A0)-128-106-97-80
H:奇数で最大
B:環境に物理アタッカーが多いので補正をかけてぶっぱ
D:あまり
解説:主軸の壁張り要員で場に出たらほぼ確実に仕事をする男。隣にいるアタッカーの場持ちをよくすることを最優先としたため攻撃技は不採用とした。こいつがソルクラ持っていたらと思う試合もあったが、この構成で安定した盤面を作れたのでこれで良かったと思う。テラスは補完を考えてはがねにしたが1回も切らなかった。
ガチグマ(アカツキ)
テラスタイプ:ノーマル
特性:しんがん
技構成:ブラッドムーン/だいちのちから/まもる/ハイパーボイス
性格:ひかえめ
努力値:20-0-4-252-28-204
実数値:191-68(A2)-141-205-89-204
H:16n-1
B:5箇所振りあまり
C:補正かけてぶっぱ
D:あまり(Dがペラいのでこっちに多めに)
S:おいかぜ下で最速抜き。環境最速はS136だがこいつは切った。S120台が割と混戦していたので環境S種族値2位のをSラインに設定した。
解説:思想も赤けりゃ月も赤い。環境にいるすべてのの上を取れるようにSに思いっきり振った。おいかぜ下で環境にいるほぼすべてのポケモンの上を取れるようにした。1回耐えてから殴る必要がある場合はと展開し、上から制圧できる選出の場合はと展開した。努力値振りが耐久に薄い分は壁で補えるのでさほど気にならなかった。Sにガッツリ振っている分ミラーでは安心して技選択できた。逆にトリル下では耐久・行動順ともに上を取られるため、全力でトリルの展開は阻止しなければならなかった。持ち物はのどスプレーにしたが、再展開が必要そうでシルクのスカーフも欲しい場面がちらほらあった。一長一短ではあるが、1積みできた時の爆発力は半端なくて爽快だった。ノーマル技の通りが圧倒的なのでテラスタイプはノーマル1択。マジで強すぎる。
コノヨザル
テラスタイプ:ほのお
特性:まけんき
技構成:ふんどのこぶし/ドレインパンチ/ちょうはつ/ビルドアップ
性格:ようき
努力値:188-60-4-0-4-252
実数値:209-143-101-×-111-156
H:たべのこし採用につき16n+1
A:HSを振り分けた残り
B:HASの残り5箇所振り
D:HASの残り5箇所振り
S:最速(ミラー意識)
解説:積み切ってしまえば、みんなを誇り高き肉塊にしてくれる裏選出。で盤面をかき乱してから展開もできるし、初手からで強引に起点を作っていくこともできる柔軟さが良かった。ダブルだと「ふんど/ドレパン/まもる/ビルド」が一般的な印象を受けているが、ミラーは対面した時に上から挑発を打てた方が圧倒的に有利に立ち回れるので最速にし、ちょうはつを採用している。汎用性の高い技でもあるため非常に良い。テラスタイプは対フェアリーへの切り返し、やけど対策のほのお。
オーガポン
テラスタイプ:みず
特性:ちょすい
技構成:ツタこんぼう/ウッドホーン/ニードルガード/このゆびとまれ
性格:ようき
努力値:0-252-4-0-0-252
実数値:155-172-105-×-116-178
A:ぶっぱ
B:残り
S:ミラー意識で最速
解説:みず技の一貫を切れてそこそこ火力を出せる便利なやつ。正直あんまりしっくりこなかったウッドホーンが微妙だったのでツタこん1ウエポンにして、つるぎのまいやらきあいだめを入れても良いかなって思った。となるとと対面した時がキツすぎるので指の枠でも良いかなと思った。構築のこの枠は要審議だったかも知れない。
ウインディ
テラスタイプ:ノーマル
特性:いかく
性格:いじっぱり
努力値:252-132-28-0-4-92
実数値:197-161-104-×-101-127
H:ぶっぱ
A:フレンドガード下のA2上昇フレドラ、じゃれで確1
H-B:威嚇込みのツタこんぼう1耐え
D:残り
S:可能な限り速く
解説:まけんきを上からしばく奴。ジャラランガにも合わせられると非テラ→じゃれ、はがねテラス→フレドラで制圧できる。とはいうもののしっかり対面を作らなければならないのでキツいことには変わりなかった。テラスタイプは耐性いじれて、しんそくの火力も上げられるノーマル。まけんき持ちが多い環境だったためモノマネハーブは割と頻繁に発動した。そしてハマった時は割と想像していた時より強かった。ハマらなかったときのパッとしない感はまさにヨクナイヌ。非テラスのしんそくは思ったより火力が出ない。
テラスタイプ:いわ
特性:いたずらごころ
技構成:おいかぜ/でんじは/アンコール/うそなき
性格:ずぶとい
努力値:244-0-252-0-0-0-20
実数値:171-60-138-93-105-108
H:奇数ぶっぱ
B:ぶっぱ(環境に物理アタッ以下略)
S:ミラー意識で若干振った
解説:おいかぜ、でんじはによる優秀なS操作とうそなきによるの火力補佐も兼ね備える神。うそなきによる強襲を仕掛けるためには先に壁やらおいかぜやらを展開しておきたいので裏から展開することが多かった。相手の壁展開も多数見られたのでそれを強引に突破できるようにうそなきを入れた。割とかなり気に入っている技構成。その選出の場合、アタッカーが通ってさえ仕舞えばイージーウィンに繋がったが、逆にアタッカーの少ない選出になるため、崩された時の突破力が乏しく負けに直結するピーキーな選出だと思う。いわテラスはノーマル技とほのお技半減してくれないかといわにしたが正直もうなんでも良いと思う。
【立ち回り】
①選出:展開要員2体、アタッカー2体
…
②選出:展開要員1-2、アタッカー1-2体、サイクル1体
など…
【振り返り】
最終1237位でフィニッシュでした。ここまで読んでくれてありがとうございました。リアルの方が忙しくて準備にあまり時間がさけなかったのが悔やまれる結果になった。構築力やプレイングなど粗末なところが目立ったので、もっともっと練習する必要があると痛感した。これからもダブルバトルを頑張っていこうと思うので応援よろしくお願いします。
そして大会前から構築を相談してくれたmini(@minimini303)さん、本当にありがとうございました。構築や調整を考える上でいろいろな気づきを得ることができました。